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薬薬連携の充実のために(1)

薬薬連携について

外来化学療法における副作用管理の問題点

患者さんは病院の外来化学療法室で点滴治療を受けた後、発行された院外処方せんに基づき保険薬局で調剤、服薬指導を受けます。自宅に戻り病院でもらった治療日誌を記載し、何か不都合があれば病院へ連絡するという運用をしている病院が多いかと思います。次回受診時に自宅での様子を治療日誌で確認したり、聞き取った際に、実は副作用と思われる症状があってつらかったのに我慢して連絡しなかった。不都合があったのに大事な薬だと思って、抗がん剤飲み続けた。治療日誌を書いていなかったなどあります。このように副作用を我慢してしまい悪化してしまうことやアドヒアランスが低いといった状況に遭遇することがあります。病院側の意見になりますが、自宅での様子を電話などでサポートしたいが、マンパワー不足で実施できていないのが現状です。

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