薬薬連携について

薬薬連携の充実のために(2)

外来化学療法を受ける患者さんの副作用管理をどうするか。それには保険薬局との連携が不可欠だと考えています。2020年度の診療報酬改定で連携充実加算、特定薬剤管理指導加算2が新設されました。病院は患者さんが行っているがん薬物療法に関連...
薬薬連携について

薬薬連携の充実のために(1)

外来化学療法における副作用管理の問題点 患者さんは病院の外来化学療法室で点滴治療を受けた後、発行された院外処方せんに基づき保険薬局で調剤、服薬指導を受けます。自宅に戻り病院でもらった治療日誌を記載し、何か不都合があれば病院へ...
大腸癌

CAPOX(XELOX)療法

大腸がんの術後補助化学療法の選択肢の一つになります。カペシタビンを適切に管理・服用できる患者さん(または介助する方がいる)に適用します。服薬管理ができない場合は点滴による治療(例えばFOLFOX療法)を考慮します。治療選択の前に服...
ねんど専門薬剤師

チョーいいね君!

ねんど工房「TAKUMI」オリジナルキャラクターの「チョーいいね君!」です。 大腸がん関連の話題に登場します。
大腸癌

大腸がん術後補助化学療法について(2)

この試験結果で薬剤師がみるポイントの一つが、治療の実施状況の詳細になります。遅延・中断・減量した割合が、カペシタビンは患者全体の65、オキサリプラチンは62%です。用量強度はカペシタビン78%、オキサリプラチン84%です。グラフのように減...
大腸癌

大腸がん術後補助化学療法について(1)

例えばステージⅢの患者さんが10名いたとします。手術のみでは10名中4名が再発するというデータがあります。これに補助化学療法を加えると、約1.8人分すなわち18%生存率が上昇すると考えられております。そして再発してしまうと、その約90%の方は治らないとのデータがあります。医師は患者さんに+18%の上乗せデータと再発、副作用発現のリスクについて説明します。患者が納得し、値要に関する同意を得て開始しているわけです。例えばCAPOX療法は8サイクル、約6か月間実施し、XELOXA(NO16968)試験の論文では7年生存率は73%となっております。
大腸癌

大腸がん治療の基本的な流れ

大腸がん治療の基本的知識を紹介します
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