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irAEの発現機序とステロイドの作用

ねんど工房「TAKUMI」

免疫チェックポイント阻害薬によりヘルパーT細胞(CD4+)が活性化され、細胞障害性T細胞(CD8+)となり、がん細胞を攻撃する。これが抗がん作用です。また共通抗原をもつ正常細胞に作用すると同じように作用し、白斑が発現するとされております。どちらも細胞性免疫による作用で、メラノーマにおいて白斑の発生と効果に関係性されているのはこういった機序によるものとされております。IL-6、TNF-αなどサイトカインが産生されることによる炎症により重度の皮膚障害や大腸炎を起こし、自己抗体が関与して甲状腺機能障害や重症筋無力症、1型糖尿病の発現に関連するとされています。IL-6、TNF-αなどサイトカインによるirAEにはトシリズマブやインフリキシマブの効果が期待できることがあります。

発現したirAEに対してステロイドを投与すると

矢印が点線のように減弱され、irAEの発現が抑えられるということになると考えられます。

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