胃癌の治療法はがんの発生場所(原発部位)、がん細胞の増殖の仕方(分化型、未分化型)と臨床病期に加え、患者さんの全身状態や治療の影響などを十分考慮し、患者さんに合わせて治療方針を決定します。その際には、治療効果と治療後の生活への影響なども十分考慮します。
胃癌では、主に手術と薬物療法によって治療が行われます。遠隔転移がない、もしくはその可能性が低いと判断された場合、胃の一部あるいは全部を切除する手術が選択されます。手術ができない場合や、転移があり、手術でがんが取りきれない可能性がある場合、薬物療法が治療の中心となります。上の図は簡略化した図になります。詳しくは胃癌治療ガイドラインをご確認下さい。
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